【中学受験】三田学園入試情報２０２３

上津台なびでは個別教室PICSISの記事寄稿により三田学園の中学入試情報をお届けしてきました。

この記事では現在退任されました、前北畠校長の改革により三田学園の進学面、教育内容の充実化が進んでいることをお伝えいたしました。

続いてこちらの記事では三田学園の人気上昇に伴う志願者数の上昇をお伝えいたしました。

２０２３年の三田学園の志願者数はどうだったのか？

２０２１年はコロナウイルス感染症の影響か、志願者数が減りました。その後２０２２年から志願者数も回復傾向だったので２０２３年も志願者数は上昇傾向だとお伝えしておりました。

２０２３年の入試関西日程も終了し、三田学園も合格者発表を終えております。本年度の志願者数の動向と今後の予測をしてみたいと思います。

まずはA日程の志願者数についてみていきましょう。

２０２１年は受験生にとって当たり年でした。多くの中高一貫校で２０２１年の志願者数減となっておりましたのでコロナウイルス感染症の影響は大きかったと考えられます。

２０２３年は２０２０年のコロナウイルス感染症蔓延前の水準をさらに超える上昇となりました。

こちらのデータはA日程での合格者平均点の推移を表しています。２０２０年の平均点上昇は満点者も出ていることから受験生に解きやすい傾向だったようです。

合格安全圏の得点と、入学後のことを考えるととても参考にしていただきたいデータですね。

B日程では難関校の併願校としての志望者が増加しました

２０２３年のB日程の志願者数をみていきましょう。

B日程では顕著に志願者数の増加がみられます。

これは三田学園側の説明にもありますが、B日程の受験者の平均点や合格者の平均点の推移から六甲学院中学校や高槻中学、須磨学園などの更に難関校の併願校としての受験生が増えていることに起因していると考えられます。

先述しましたが、B日程は難関校の併願校として近年受験者数を集めています。２０１８年から徐々に上昇し、２０２２年は男子も女子も約１２点上昇しています。B日程は国語・算数の２科目受験となりますので２００点中の１２点UPは大きく難易度が増していると考えられます。

もともとB日程はA日程で合格したが、更に上位クラス（Sクラス）合格を狙って受験をするパターンが多かったのですが、近年はまた変わった傾向になっているかもしれません。

三田学園中学に合格する勉強は

三田学園中学の合格には算数力が必須です。決して難易度の高い問題ばかりではありませんので標準問題がしっかりと正答できる力が必要です。

関西圏で幼児教育に力を入れている教室では小学２年生までに小学校の内容をほぼ終えてしまいます。我が子もその教室に通っていましたが、なかなか親の方も必死でしたね。。

三田学園中学に合格するには標準問題をしっかり丁寧に解く力が必要と書きました。では、どのような問題集が良いでしょうか？

小学低学年から奨学社の最レベシリーズをオススメします。はじめは難しいので新小問（塾用テキストですが）ステージⅠから勉強の習慣と思考問題の練習に入ると良いと思います。低学年からこつこつと始めて小学４年生からは本格的に受験を意識した学習へと切り替えていきます。そうすればサッカーやピアノなどの習い事も続けることもできますし、上位での合格も可能です！

三田学園中学に限らず、全国的に中高一貫校の人気が高くなっています。都心部では８割の生徒が中学受験をするといった地域もあるそうです。　早めに受験を意識した一歩踏み込んだ学習がその後のゆとりにつがなるのではないかと考えています。

最後に、、、

今回の記事を書きました個別教室PICSIS 鹿の子台教室の日南です。残念ながら中学受験クラスは上津台教室のみとなります。（鹿の子台教室は中学少人数クラス＋大学受験理系＋情報ITがメイン）中学受験のご相談や体験授業については上津台教室へお問い合わせいただけますとありがたいです！　今後、大学受験などの記事についても書かせていただきたいと考えています！

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